313:名無しNIPPER[saga]
2020/02/24(月) 19:57:21.34 ID:9qM13W2u0
5日後 紅海沿岸
紅海はサウジアラビアとオウルレギオンの艦隊で埋め尽くされていた。
そして今、艦砲射撃が終わり無数の揚陸艇が強固に防衛されている浜辺へと向かっている。
オウルレギオン兵「ああ、クソッ。上陸部隊なんてついてねえ。俺も陸上部隊が良かったぜ」
オウルレギオン兵「文句言っても仕方ないだろ」
オウルレギオン兵「まあな...」
オウルレギオン兵「30秒後に上陸!」
飯田「いよいよだな...」
アリス「少し緊張するわね...」
シモーヌ「そうね。でも私達なら大丈夫よ」
オウルレギオン兵「10秒前!」
ギギギ
ガタン!
オウルレギオン兵「GOGOGO!」
パウランプが降りると同時に、トーチカや塹壕で要塞化された沿岸から銃弾の雨が降り注いだ。
ズガガガガン!
オウルレギオン兵「グハァッ!」
オウルレギオン兵「ううっ...!」
飯田「急いで散開しろ!障害物に身を隠せ!」
揚陸艇に乗っていた大半は上陸後ものの数秒で死亡した。生き残った兵士達は何とか物陰に隠れたが身動きが取れずにいた。
キュラキュラキュラ
オウルレギオン兵「戦車が来たぞ、盾にして進むんだ!」
オウルレギオン兵「よし良いぞ!これなら前進できる!」
ヒュ-ン!
オウルレギオン兵「砲撃だー!」
ドカ-ン!
黒煙が晴れると戦車は見るも無惨な状態になっていた。
オウルレギオン兵「クソッ、砲撃で狙い撃ちにされる!」
飯田「何とか進むしかないな...」
オウルレギオン兵「ふざけんなっ!こんな状況で身を晒せば一瞬で殺されちまう!」
飯田「だがここに留まっていてもいずれ死ぬ。用意はいいか、アリス、シモーヌ」
アリス「勿論よ」
シモーヌ「いつでも行ける」
飯田「なら、前進だ!」
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