180:名無しNIPPER[saga]
2020/01/21(火) 20:22:39.10 ID:O1yi6yMd0
スミス「では話を本題に戻します。レジスタンスは部長を排除したことで勢いづいています。今や街の至る所で暴動を起こしています。このままではニューロサンゼルスは奴らの手に落ちます」
スミスは机から離れ、窓越しにあちこちから煙が上がっている街を眺めた。
スミス「ここを落とせば、次に奴らはこの国を目標にするでしょう。混乱が拡大する前に何としても止めなくてはいけません。そこで我々は一大作戦を開始します」
飯田「一大作戦、ですか」
スミス「ええ。リベレーターは街の西部、港湾地区のタンカーに本部を設営しています。我々はリベレーターを捕獲するためそこに、1個師団を派遣します」
飯田「1個師団、ですか。いくらなんでも戦力過剰では?」
スミス「いえ。今この瞬間にも彼らに加わっている人数は増えています。これだけしなくてはならないのです」
飯田「そうですか...。ですが本当にそこにリベレーターがいるんですか?」
スミス「必ずいます。タンカーでは暗号化されてるいるものの多数の通信を確認しています。リベレーターは必ずレジスタンス全部隊に指示を与えられる場所にいます」
アリス「なぜそこまで確信を持てるのですか?」
スミス「レジスタンスはリベレーター無くしてはただの烏合の衆だからです。ヤツらは数年前から活動していました。ただその時はレジスタンスと名乗る暴徒が個別に活動しているだけでした。しかし数ヶ月前にリベレーターが現れてからというもの、ヤツらは組織化された行動を取るようになりました」
シモーヌ「なるほど」
スミス「ですから必ずリベレーターはタンカーに居ます」
飯田「では我々もその作戦に加わるということですか?」
スミス「それでも構いません。ですが他の案もあります。我々が奴らの気をひいている間に、貴方達には海から密かにタンカーに乗り込んでもらいリベレーターを捕縛するというものです」
飯田「つまり貴方達は囮で、我々が本命と?」
スミス「ええ。ですが勿論援護はできません。なのでどちらにするかは貴方達が決めてください」
↓3まで多数決
1陸から行く
2海から行く
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