63: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 22:27:47.06 ID:NBL3UyTw0
( T)「はいはい狸寝入り狸寝入り」
イタチの最後っ屁らしく振り下ろされた腕を軽く避け
(#T)「サッサと死ねやクソザコナメクジ!!」
奴の『痛い所』付近に肘打ちを落とす
更に深く突き刺さった杭に、最後の断末魔を上げると
「ブ……ギ……」
今度こそ、一本だたらは舌をダラリと伸ばして死に絶えた
( T)「ハァーーーーーー……」
その場でドカリと腰を下ろす。血とぬっぺふほふの臭いで鼻がひん曲がりそうだ
熊野「酷い臭いですわ……」
( T)「やめろ泣くぞ」
秋月「司令、水をどうぞ」
( T)「ああ、ありがとよ……」
差し出された水筒を受け取り、二口ほど飲んでからぬっぺふほふの肉汁が付いた服を流す
やだ……パンツまでグショグショになった…… ※抜きどころ
熊野「毎年こんな猪と喧嘩をなさっているのかしら?」
( T)「概ねな……秋月、一応そこのぬっぺふほふの死骸にも聖水振りまいといてくれ」
秋月「了解しました。司令、お疲れ様です!!」
『お疲れ様』。労いの言葉に苦笑いが溢れる
だってそうだろ?なんせ、お疲れするのはこれからなんだから
熊野「……持ち帰れますの?これ」
( T)「嫌な予感するか?」
熊野「的中して欲しくはありませんが……まぁ、少々」
( T)「頑張って運ぶぞー」
熊野「ハァ……日が暮れそうですわね」
一休みしたら、作業を始めるとしよう
苦労を報いるだけの褒美となってくれれば御の字だがな―――
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