熊野「裏世界ハンティング」
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5: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 20:51:48.18 ID:NBL3UyTw0
( T)「……」

( T)「グスッ」

熊野「提督、風邪でもお召しになられて?」

( T)「泣いてんだよ……」

熊野「気味が悪いので自室で泣いてくださらないかしら?」

( T)「原因はお前だけどな……」


こんなアホがウチの五本指に入る武勲艦だと考えだけで男泣き不可避ですよ
男の子でも涙が出ちゃう。だって人間だもの


( T)「お前……時雨よりアホだぞ……」

熊野「殺しますわよ?」

( T)「俺はまっっっっっったく間違ったこと言ってねえけどな……」

熊野「このスマートかつ機能美に溢れた罠の何処に文句の付けどころがあって?」

( T)「本気で言ってんなら正気を疑う。先ずお前何を捕まえようとしてんだよこんな室内で」


曲がり角に身を潜ませながら、熊野はアホな罠を真剣に見つめている
因みに餌は大阪土産でお馴染みのミルク饅頭『月化粧』だった。そこはお前神戸のお菓子にしろよ


熊野「これをお読みになりまして?」

( T)「あん?漫画か?」


熊野が差し出したのは『美味しい妖』というタイトルの漫画本 ※全二巻
パラパラと流し読みしてみると、妖怪を捕まえて美味しく調理して食べる異色のグルメ漫画だった
発想は面白いが、生憎俺の三大グルメ漫画はクッキングパパ、紺田照の合法レシピ、そしてマッチョグルメと決まっている


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