48: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/11/25(月) 22:12:49.87 ID:NBL3UyTw0
『人魚』という名の通り、奴らは水辺にいるものだ
それがこんな山と森にいるか?なんて疑問はご尤もだが、川や『泉』に生息していても可笑しくはない
熊野「RPGの回復ポイントのような場所ですわね……」
秋月「はい。絵になる、泉です……」
( T)「毒でも流すかぁ」
「やめてよぅ……」
ほら、出やがった。泉の縁からひょっこりと顔を覗かせた黒髪の生臭い女が
「ちょっと歌ってただけじゃないのぉ……」
( T)「声帯潰すぞ」
「ひぃぃ……」
秋月「何もそこまで怒らなくても良いのではないでしょうか……?」
熊野「そうですわよ。人魚さん泣いてるではありませんの」
見た目がまともだと情が湧くらしい。まぁ、顔しか見えてねえからな今のところ
「其方は……?」
熊野「初めまして。私は重巡、熊野と申しますわ」
秋月「秋月です!!よろしくお願いします!!」
「あ、あらあら……良い子達じゃないぃ……」
熊野「私達、人魚を見るのは初めてですの。宜しければ、立派な尾鰭を見せて下さらない?」
秋月「はい!!秋月も気になります!!」
リトルマーメイド観た事ない癖に、一応ファンタジーな生命体には興味があるらしい
男の子が超生命体トランスフォーマーにロマンを感じるようなもんだろうか
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