白雪千夜「足りすぎている」
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48:名無しNIPPER[saga]
2019/11/22(金) 22:48:24.15 ID:QXbKSZYO0
 金色の長い髪をだらんと垂らし、上から覆いかぶさるように、お嬢様のお顔が私の目の前に現れた。

「お、お嬢様……お越しになられていたのですか。申し訳ございません」
「ううん、いいよ。
 珍しいね、気ぃ遣いの千夜ちゃんが自分の世界に籠ってボーッとするなんて」
「面目ありません。今、紅茶をお淹れします」
「謝らなくていいってば、悪いことじゃないと思うし。あ、それでね?」

 いつものように楽しそうなお嬢様の手には、気づくと一枚のDVDが握られている。

「アイドルのライブのDVDを、北条加蓮ちゃんって子から借りてきたの。
 千夜ちゃん、こういうの見た事ないでしょう?」

「お嬢様、今の時間からそのようなものをご覧になられては、ご就寝のお時間が……」
「大丈夫だよ、眠くなったら寝るし、千夜ちゃんも途中で好きに寝てくれていいから」

 勝手知ったる様子で、お嬢様は備え付けのテレビに内蔵されているDVDプレーヤーにそれをセットする。
 リモコンを操作し、画面が切り替わると、途端に華やかな衣装に身を包んだ女の人達が飛び出してきた。

「夜中ですので、音量は小さめでお願いします」
「はーい」



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