213:名無しNIPPER[saga]
2019/11/23(土) 19:31:37.91 ID:1/ZkFkMM0
これはバラードだ。
振付もある程度考案されているにせよ、ダンサブルに仕上がるとは思えない。
つまり、ちとせさんの『アクセルレーション』に、真っ向から張り合うような曲ではないと言える。
おそらくキーとなるのは、ほぼ純粋な私のボーカル力だけになるな。
「分かりました」
でも、これで良かったのだろう。
まるで私とアーニャのためにあるという第一印象に任せたこの判断は、大事にしたい。
「フェス本番まで、時間がありません。
白雪さんには、これから当日まで、すべての仕事の依頼を断り、この曲の習得に向けて猛レッスンを積んでいただきます」
「当たり前です」
今さら隠し球気取りでもあるまいが、ソイツと相談し、本番当日まで一切の宣伝活動も行わないことに決めた。
大切な人のために、下手なものは見せられない。
それがお前の仕事だ。私の魔法使い。
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