白雪千夜「足りすぎている」
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165:名無しNIPPER[saga]
2019/11/23(土) 16:40:06.49 ID:1/ZkFkMM0
 随分と騒々しいな。
 会話の内容からして、おそらく――。

 私は、ドアをそっと開けた。

「あっ」
「ンンー? チトセちゃん、ちょっと小っちゃくなっちゃったね?」
「貴女は、確か……」

「白雪千夜と申します」
 そう言って、私は目の前の三人を見渡した。

 宮本さんと――鷺沢文香さんに、橘ありすさん。
 やはり、プロジェクトクローネの人達だ。

「申し訳ございませんが、お嬢様はここにはいらっしゃいません。
 まだ、レッスン中なのではと」


「あれ? おかしいですね」

 ありすさんは手に提げたバッグからタブレットを取り出し、幾度か操作をして首を傾げた。

「どうかしたの、ありすちゃん?」
「橘です。クローネの予定表を見ているのですが、ちとせさん、今日は午前中にはレッスンを終えて、午後は大きな予定が入っていません」



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