ライラ「大好きな背中」
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17:名無しNIPPER
2019/11/19(火) 23:33:20.79 ID:gbdzVW420
―翌日―

 ダンスレッスンが終わってミレイさんとストレッチをしている時でした。


「なぁライラ、昨日のアレって何だったんだ?」

「アレ……でございますか?」

「そうそう、あのメイド……さん?ライラの知り合いなのか?」


 ライラさんの正面にぺたりと座りながらこちらをのぞき込むその表情は
 心なしかワクワクしているようで
 いつもの眼帯を外しているせいもあって、いっそうキラキラしているようでした。


「サラといいます。ライラさんと一緒に日本へ来てくれたですよ。」

「そうなのか。へぇー、サラさんっていうのか!爪みたいなの構えるときもキリッとしてかっこよかったぞ!」


 当時、ミレイさんは扉から少し離れた所から見ていたようで
 本人の目の良さでサラのことは見えていたけれど
 さすがに持っていたのが本物の鉤爪だとは気付かなかったようです。





 少し、ホッとしたでございますよ。


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