95: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2019/11/19(火) 22:05:01.58 ID:6s/A4gNC0
と、ゼーハー言うのを我慢しなくなって、
私がぐったりしだしたらその子は目を丸くして驚いていた。
この子だって芸能界に入ってそれなりにやってきたはずだろうに、
でも私はこの子の夢を少し壊してしまったのかもしれない。
そのことには少しだけ罪悪感が湧く。
「勝手に幻想押し付けて……すみませんでした。
でも、それでもあの時の御二人は、クレシェンドブルーは……やっぱり健在でした」
その時、鋭い目をしていた目の前の子は、
アイドルに憧れを持つ夢を見る女の子ようにキラキラした瞳を見せた。
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