16: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2019/11/19(火) 20:39:12.01 ID:6s/A4gNC0
第二章 新しい困難
17: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2019/11/19(火) 20:40:31.53 ID:6s/A4gNC0
私は慣れていたはずのテレビ局の受付で手続きをなんとか済ませる。
こんな所まで私の知らない風に変わってしまっていたらどうしようかと
18: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2019/11/19(火) 20:41:22.25 ID:6s/A4gNC0
会議室に既に入っていた何十人という十代か二十代の女の子たちは一瞬だけ、
部屋に入ってきた私を見るのに静まり返る。
19: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2019/11/19(火) 20:42:47.76 ID:6s/A4gNC0
「あの、休憩されているところすみません、もしかして最上静香さんですか?」
20: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2019/11/19(火) 20:43:56.63 ID:6s/A4gNC0
「ありがとう。ごめんなさい、お名前を聞かせていただいても良いかしら」
21: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2019/11/19(火) 20:44:40.75 ID:6s/A4gNC0
「合ってます!
この部屋は特番に出演する女性アイドルの打ち合わせ部屋なんです。
ってさっきスタッフさんたちが言ってました!」
22: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2019/11/19(火) 20:45:45.99 ID:6s/A4gNC0
番組プロデューサーが入ってくると、
これまでダラダラとお喋りしていた若い女の子たちは
人が変わったように一斉にガタン!と起立し、
23: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2019/11/19(火) 20:46:47.37 ID:6s/A4gNC0
部屋中の若いアイドル達は志保のことを見るなりにざわつく。
無理もないわね。今じゃかなり大物の女優だもの。
24: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2019/11/19(火) 20:47:37.05 ID:6s/A4gNC0
「仕事?」
25: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2019/11/19(火) 20:48:41.48 ID:6s/A4gNC0
最初に聞かされていた内容と殆ど相違無かった。
26: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2019/11/19(火) 20:50:14.85 ID:6s/A4gNC0
会議中、それが発表されると先ほどの羽村さんからの熱い視線と
「頑張ります! 任せてください!」
と言ってるかのようなジェスチャーを貰う。
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