ゼロ「おかえり、カレン」紅月カレン「うん……ただいま」
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16:名無しNIPPER[sage saga]
2019/11/15(金) 23:15:09.39 ID:OH3iAZ/LO
「用を足した後は流せと言ってるだろう!?」
「私じゃない。間違っているぞ、ルルーシュ」
「なら、どこの誰がやったと言うつもりだ!」

無能な刑事役を買って出てくれたルルーシュにやれやれと首を振り、何処からともなく陶器のパイプを取り出したC.C.は探偵役を請け負った。

火のついていないそれをプカプカやりながら、こめかみをトントンと叩くC.C.の無駄に様になっている仕草にルルーシュはイライラしながら、ひとまず探偵殿の推理を伺った。

「一番怪しいのはカレンだな」
「いや、それはあり得ない。彼女には無理だ」

刑事はその推理を即座に否定した。

「その根拠は?」
「カレンは前傾姿勢で紅蓮に搭乗する」
「ああ、それがどうかしたのかね?」
「それにすっかり慣れた彼女はもはや、便座の前に手すりがないと排便出来ないんだよ」

便座の前の手すり。
つまり、オマルである。
刑事の鋭い洞察力に探偵は感心した。

「ふむ。やるじゃないか」
「どうした、もう降参か?」
「いや、スザクの犯行かも知れない」
「奴は和式便器でしか用を足せない男だ」
「ほう、日本男子というやつか」
「男子のみならず、神楽耶様も同様だ」

日本人とは粋であると、探偵は理解を深めた。


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