50:名無しNIPPER
2019/11/10(日) 23:35:47.46 ID:PR8wYl2Go
「あっ、ごめんなさい唯先輩」邪魔をしちゃったな、とすぐ悟りました。
そう言うと、唯先輩はくしゃっと顔を崩して、さりげなく、まるでさっきからそこにあったかのように、自分の左手を、私の右手の中へ滑り込ませていきました。
「これなら邪魔にならないよっ」
無垢な笑顔で私にそう言いました。
私は返事代わりに、うつむくように頷いただけでした。
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