18:名無しNIPPER[saga sage]
2019/11/09(土) 10:51:40.80 ID:p0kC2C320
やがて涙は止まり、ぼんやりと畳の上に並んで座りながら、ぽつりぽつりと話をした。
「凛世ちゃんはさ」
「はい……」
「アイドル辞めたりしないよね?」
凛世ちゃんがアイドルをしている理由の大部分がプロデューサーさんなのは知っている。
だからもしかしたら、という不安があって聞かずにはいられない。
「智代子さん……」
「うん」
「好き、でございます……」
「うん。……うんっ!?」
ちょ、な、えええっ!?
「り、凛世ちゃん!?あの、私その、理解はあるつもりだけど私自身はその」
慌てる私に、凛世ちゃんは「ふふっ」と悪戯っぽく笑って。
「果穂さんも樹里さんも夏葉さんも、他のアイドルのみなさんも、はづきさんも社長さまも、フアンのみなさんも……好き、でございます……」
「え、あ、そっちの好き……」
ビックリした!!
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