【FEif】カムイ「私の……最後の願いを聞いてくれますか?」―7―
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◆P2J2qxwRPm2A
[saga]
2020/04/13(月) 21:37:22.07 ID:+9HC/zcb0
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◆◆◆◆◆◆
渓谷入口の村内部『中央区・東部戦線』―
レオン「……」
新生暗夜軍兵士「レオン様」
レオン「敵の動きはどうだ?」
新生暗夜軍兵士「はい、敵魔道砲台の稼働を確認、兵もゆっくりとですがこちらに向かっています。中央の援護に向かう様子はありません」
レオン「敵の目的は砲台周辺の死守か……」
サクラ「レオンさん、どうしますか?」
ルーナ「中央が結構やばいんでしょ。一度全員で中央の援護に向かった方がいいんじゃない?」
シャーロッテ「応援要請も来てるじゃないですかぁ、なら援護に向かった方がいいですよ」
レオン「援護に向かうよ。だけど全員で行くことはできない。全員で移動すれば、それを見た敵は中央に向かう。そうなってしまったら中央線戦は瓦解して、僕たちは負けだ。砲台へ攻撃をする部隊と、援護に向かう部隊を作る必要がある」
エリーゼ「それで、どうするの?」
レオン「ああ、馬止めを越えられない以上、僕たち騎馬戦力が中央の援護に向かう。歩兵隊は東部魔道砲台への攻撃を頼みたい。シャーロッテとルーナにそれぞれ部隊を割り当てるから、魔道砲台の攻略を頼めるかい?」
ルーナ「任せて、なんなら制圧してみせるんだから。シャーロッテ、行くわよ」
シャーロッテ「はいはい、あ、レオン様頑張ってきますね!」
レオン「よろしく頼むよ。それとリンカにも魔道砲台の攻撃部隊に加わってほしい」
リンカ「あたしも?」
レオン「お前は高度を取れる。それを活かして、先頭で戦う皆のサポートに回ってほしい」
リンカ「そうか、わかったできる限りのことをするさ」
レオン「あと、サクラ王女は……」
サクラ「私も砲台攻撃部隊に付いて行きます」
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