男「流行りの異世界転生って奴かよ!」
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10:>>6怖い  ◆hXqryVLTis[saga]
2019/11/01(金) 01:40:34.21 ID:vySbiPSSo
3「そしてみっつめ、これは救世主様に否定的な人の本なのですが……『傷付けば傷付く程、彼の者は狂ったように笑い死ぬまで戦い続けた。私には神の使徒と言うよりも、魔王のように思えた』と」

1「神の奇跡を受け入れない輩はどこにでもいますからね。受け入れられない弱さを他者の責にして、一方的に石を投げる……嘆かわしい事です」ゴキッ

2「…………うん、そうだな」

3「………………」

男「(一気に情報が得られたけど……話を聞いている限りだと、俺は回復魔法でどんな状態からでも完全回復するけど、それ以外は「根性で頑張りましょ!」ってことか!? ふざけんな!)」

男「ッ!(チート能力っていったら「今のはメラゾーマではない。マッチだ」って奴だろォォガ! こんなクソ能力で世界救える訳ネェェダロォォガ!!!)」ガタガタ

2「ぬ!? 下がれ二人とも!」

1「え? き、救世主様!?」

3「ひっ! か、髪が逆立って……! あ、こ、これは神の使徒の戦闘態勢です! 武器を下ろしてください!」

2「なに!?」

3「良いから!」バッ

男「………………」ギロッ

3→女魔術師「ッ! お、お初にお目にかかります! 私は女魔術師と言います!」

女魔術師「お怒りを鎮め、どうか冷静に話し合いをしましょう!」

ゴゴゴゴゴ→すん

男「え? あ、はい。御丁寧にどうも、俺は男って言います」

女魔術師「こちらが女僧侶さんと剣娘さんです! それで……救世主様! お願いがあります!」

男「その前に、まず今の三人のやり取りを聞いてました。なのでこれからお願いされる事の見当はついています。その上で言います。俺には無理!」

女魔術師「ええ!?」

男「剣持った事無いどころか、本物の武器も見たこと無い俺に何が出来ると!?」

1→女僧侶「なるほど……」

女魔術師「納得するのですか!?」

女僧侶「救世主様がお見捨てになるというのでしたら、我々ではなくこの世が間違えているというお告げです。であるならば、この世はゆっくりと衰退するべきでしょう」

2→剣娘「待て待て、なんでお前はそう極端なんだ」


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