759: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2022/12/03(土) 02:31:10.68 ID:WbElbDnF0
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提督「おぉこれが例のレプリカか」
男『気をつけろよ。迂闊に撃つと眼鏡割れるぞ』
提督「そんなに反動強いのかい?」
緋色『すっごいわよ。私何度もおでこ打ったもの』
作戦終了以降、提督もよく緋色と顔を合わせるようになった。
暇なんだそうだ。それもどうかとおもうが。
緋色『司令官はどれか好きなのある?』
提督「砲の違いとかはよく分からないんだよねぇ。強いて言えば大口径が好きだね」
金剛『私の35.6p砲撃ってみますカ?』
提督「全身の骨粉々になりそうだね」
緋色『私も!私も撃ってみたい!』
男『乗せるだけで沈みそうだな』
提督「ははは、重いものね金剛は」
金剛『テートクゥ…』
提督「え」
緋色『今のはデリカシーがないと思います』
提督「あれ」
男『ノーコメントで』
特別なことなど何もないように思えた。
鎮守府にいる普通の艦娘のように皆と過ごしている。
そう思えた。
でもこれは半分、あるいはそれ以下だ。
彼女たちにとって海こそが居場所であり、そこに緋色はまだ一歩も踏み入れていないのだ。
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