756: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2022/12/03(土) 02:26:33.45 ID:WbElbDnF0
緋色は誰とでも仲良くなれた。
最初のころの人見知りはどこへやら。
あれから数日、毎日初対面の艦娘に会いながらもすぐに打ち解けた。
緋色『よろしくお願いします。赤城』
赤城『えぇ、よろしくお願いします』
飛龍『相変わらず最初は呼び捨てよね』ヒソヒソ
男『分かっていてもちょっとびっくりするよな』ヒソヒソ
慣れてくるとさん付けだったりちゃん付だったりになるんだが、なぜか最初は呼び捨てになる。
まだ艦娘という意識の薄い彼女からすれば駆逐艦も正規空母も等しく艦娘という括りでしかないということなのだろうか。
まあ実際難しい所ではあるよな。
船という意味では皆俺よりはるかに昔に生きていた年上と言えるし、
艦娘としては少なくともここの鎮守府じゃ俺より年上の艦娘はいないだろうし。
噂じゃ大戦初期から現役のままでいる百歳近い艦娘もいるらしいが。
何にせよ呼び方は相手の容姿や雰囲気次第になるものな。
だけどそんな事は問題じゃない。
緋色は作戦終了からずっと航行がうまくいかないままだった。
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