696: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2022/06/30(木) 00:37:29.12 ID:CLLeU+aS0
飛龍『え、なになにその顔。ヤバ、え、ちょ、写メ!写メ撮っていい?撮るよ?』パシャ
叢雲『』
給湯室からひょっこり顔を出した飛龍が流れるような動作でシャッターをきる。
697: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2022/06/30(木) 00:38:07.30 ID:CLLeU+aS0
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男『凄まじい騒がしさだな』
緋色『課長さんは行かないの?』
698: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2022/06/30(木) 00:38:50.15 ID:CLLeU+aS0
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秋雲「うわうるさ。誰よゲッダン歌ってるの」
宴が続く中秋雲といつもの報告会を行う。今は九時半。かれこれ四時間近く騒いでいるがよく続くもんだ。
699: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2022/06/30(木) 00:39:29.32 ID:CLLeU+aS0
秋雲「そういや今日も緋色ちゃんはべったり?」
男「まぁ、うん」
秋雲「なんなんだろうねぇ。真面目な話漏らしたところ見られてそれって意味不じゃん」
700: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2022/06/30(木) 00:40:06.95 ID:CLLeU+aS0
男「…お前はどうなんだ?」
秋雲「え〜〜〜それ聞いちゃう〜〜??」ニヤリ
うっわ凄いうぜぇ顔。
701: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2022/06/30(木) 00:40:39.15 ID:CLLeU+aS0
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男「そろそろ寝るか」
秋雲「おっと、ちょっと喋りすぎちったかな」
702: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2022/06/30(木) 00:41:11.53 ID:CLLeU+aS0
男「もしもし」
スピーカーに切りかえ電話に出る。
「あぁよかった。もう寝ているかとも思ったのだけれど、遅くに申し訳ない」
703: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2022/06/30(木) 00:41:44.51 ID:CLLeU+aS0
長屋を出る。
すっかり沈んだ日の光は満天の星空を照らし、地上はそこから僅かに零れ落ちた明かりで辛うじて形を保っていた。
さっきまでの喧騒の反動かいつもより鎮守府は静まり返っている。
704: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2022/06/30(木) 00:42:23.29 ID:CLLeU+aS0
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鳳翔『失礼します、提督。お客様のご到着です』コンコン
「どうぞ」
705: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2022/06/30(木) 00:43:01.45 ID:CLLeU+aS0
提督「どうぞ、遠慮せずかけてください」
提督の向かいのソファに座る。
一見するとただの飲み会のような風景だ。
706: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2022/06/30(木) 00:44:12.14 ID:CLLeU+aS0
提督が手にしたグラスを一気に飲み干す。随分な飲みっぷりだが。
男「てっきりお酒は宴会でたらふく飲んでいるものと」
提督「飲むには飲みますけどね。ほんの少しですよ。彼女たちに合わせていたら肝臓がいくつあっても足りませんから」
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