691: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2022/06/30(木) 00:33:50.14 ID:CLLeU+aS0
緋色『ホント!?凄いじゃない!!流石!』
叢雲『ま、主力部隊はウチじゃなくて別の鎮守府だけれどね。それでも私達の大勝利に変わりはないわ』
男『鎮守府の騒ぎはそれが原因か。おめでとう』
叢雲『ふふん』
お嬢様はたいへん誇らしげである。
男『ん?て事はその知らせは今来たんだよな』
叢雲『ええそうよ』
男『…こういう言い方はアレだが、なんでいの一番にここに来たんだ?』
緋色『…確かに?』
叢雲『…え?』
今度は驚くほど間の抜けた表情を見せる。
こうも続け様に普段しない表情を見せてくれるのはとても面白いのだが、今は疑問の方が上だった。
叢雲『なんで、って』
固まってしまった叢雲のポケットからバイブ音がした。どうやら連絡が来たらしい。
叢雲『ごめん、もう行くわ』
男『お、おう』
緋色『行ってらっしゃ〜い』
そそくさと扉を閉めて去ってしまった。
緋色『?』
緋色と顔を見合わせる。一体どうしたんだろうか。
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