405: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/09/22(火) 00:48:06.98 ID:PYziUX8s0
叢雲「…緋色の部屋に居なくていいの?」
男「あ、あぁ。解いてる途中だからな、邪魔しちゃ悪いだろ」
叢雲「そ」
彼はそう言ってタブレットに視線を戻す。まるで何かから逃げるように。
昨日から、昨日からだ。昨晩の報告会の時から彼は変だった。何処か逃げ腰というか及び腰だった。
まるで初めて深海棲艦(ヤツら)と対峙した新兵のように。
盗撮がバレた?いやそうは見えないわね。もう少し注意深く観察する必要がある。
叢雲「緋色の航行の件だけど、午後からで問題ないそうよ。準備は出来てるって」
男「そうか。良かった」
とてもほっとしたという顔をする。
叢雲「実際やってどうなるかは出たとこ勝負になるけれど」
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