264: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/05/19(火) 02:15:26.33 ID:zJyYpUOOO
叢雲「何ボォーっとしてんのよ」
男「ん?あぁ、叢雲か」
いつの間にか夕日を眺めたまま立ち尽くしていた。
叢雲「もうすぐ夕餉でしょ。今日はどうするの?」
男「今考えていたとこだよ」
叢雲「何も無いならこっちで決めてもいいかしら」
男「もちろん構わないが」
叢雲「今日吹雪と、あーウチの姉妹が何人か当番なのよ。だからあの娘に何か作ってもらおうと思って」
男「助かるよ」
叢雲「ならそう伝えとくわ」
男「なあ叢雲」
叢雲「何よ」
男「最後に寝たの何時だ?」
叢雲「はあ?昨日よ昨日。ちゃんと司令官の言う通り寝てるのよ」
男「…寝てる時って、どんな感覚だ?」
叢雲「寝てる時って言われても、寝てるのよ?そんなの分かりっこないじゃない。そこにいないんだもの」
男「あぁ、そうか。そうだな」
叢雲「?ほら、行くわよ」
821Res/614.71 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20