166: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2020/01/19(日) 05:51:08.80 ID:zTAKenQX0
叢雲『手当り次第試すってそういう事だったのね』
男『実際計算能力から記憶が戻った例があってな。だから試してる』
叢雲『あら、実例有りなの』
男『歴史と計算。とりあえずはここら辺が実例有り。さっき彼女が読んでいたのが歴史の教科書だ』
叢雲『それで、試して見たアナタの所感は?』
男『なんとも。一万まである数字の中からランダムで当たりが出るまで引き続けるみたいな作業だ。地道にやってくさ』
叢雲『ま、精々頑張って頂戴。応援してるわ』スッ
男『…なんだその手は』
叢雲『ここまででいいわよ。お皿。ここからは艦娘も多いし』
鎮守府の外れのあの建物はともかく食堂は鎮守府の中心に近い。当然艦娘も集まる場所だ。
男『ならお言葉に甘えよう』
叢雲『あともう一つ』
男『まだ何か』
叢雲『カレーの事言ったらコロス』
あ、からかってたのバレてたのね。
想像以上に怖かった彼女の目を前にして俺は黙って首を縦に振ることしか出来なかった。
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