忍野扇「だから忘れないでください。この愚か者」阿良々木暦「ああ……わかった」
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9:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/26(土) 22:34:06.52 ID:hAYTqdlSO
ぶりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅぅ〜っ!

「フハッ!」

ブルマーごしに、肌に伝わる生温かさ。
それは、僕が背負うべき罪の筈なのに。
とても心地良く感じた。認めたくない。

「フハハハハハハハハハハハハハッ!!!!」

扇くんの盛大な哄笑が高らかに響き渡る。
まるで少女のようなその嗤い声は美しく。
愉悦と狂気に包まれて、自己を見失った。
客観的に見せつけられると、あの日の自分がいかに狂っていたのかが身に染みて、震えた。

「どうしたんですか? 阿良々木先輩」
「僕は……愚かだ」
「ようやくお気づきになられましたか。それは何よりと言いたいところですが、ところで」

扇くんは昏い瞳でこちらを見据えて。
キョトンと可愛らしく小首を傾げて。
ニヤニヤと嗤いながら、指摘をした。


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