1:名無しNIPPER
2019/10/24(木) 20:16:38.57 ID:50q1lmNU0
※ちとちよ初挑戦SSです。
モバP(以下 P)「ちとせ、千夜」
千夜「なんですか、急に」
P「まぁお前らをプロデュース始めてだいぶ経ったよなってな」
千夜「はぁ……何を言っているのですか? 今日の予定を話すのでしょう?」
ちとせ「まぁまぁ千夜ちゃん、魔法使いさんも何か話があるんじゃない?」
P「なら、先に今日の予定から話すか……その前に。千夜、今日のちとせは?」
千夜「特に問題なく。 朝食も全て食べておいででしたし、屋敷から事務所までも元気に歩いて」
P「心拍は?」
千夜「正常です。息切れもなし」
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2:名無しNIPPER
2019/10/24(木) 20:17:50.67 ID:50q1lmNU0
P「なら今日のダンスレッスンもいけるな、千夜同じ場所で13時。やれるな?」
千夜「無論です。お前に心配される必要もありません」
ちとせ「二人とも、いつも言っているけどそこまで管理されるのは……私、窮屈は嫌いだよ?」
3:名無しNIPPER
2019/10/24(木) 20:18:17.89 ID:50q1lmNU0
P「まぁ心配はもっともだ、千夜の判断は正しい」
ちとせ「私、そこまで心配されるほどに見えるのかな?」
P「お前がいきなり倒れたりしたのが悪い、とりあえず二人ともいつものとこだ。準備してくれ」
4:名無しNIPPER
2019/10/24(木) 20:19:50.79 ID:50q1lmNU0
〜時間は戻って〜
P「今日から二人をプロデュースすることになった。二人とも、宜しくな」
ちとせ「はーい、私を退屈させないでね?」
5:名無しNIPPER
2019/10/24(木) 20:23:07.40 ID:50q1lmNU0
P「大したことじゃないだろう? お前に聞くさ。 体調がいいだの悪いだの、今日はやめとけとかな」
ちとせ「あら、予想外の返し」
P「あんま言いたかないけど月のモノとかも俺には判断しようがないからなぁ」
6:名無しNIPPER
2019/10/24(木) 20:24:42.48 ID:50q1lmNU0
ちとせ「私、自分のことはよくわかっているつもりだよ?」
P「自分のことは自分が一番わかるっていうやつは大抵倒れてから気づくもんだ」
千夜「……わかりました。お嬢さまの身を尊重するのであれば手を貸しましょう」
7:名無しNIPPER
2019/10/24(木) 20:25:58.08 ID:50q1lmNU0
P「さて、とりあえず最初の仕事だが……ちとせ、早速テレビの出演だ。ネット配信のちっさいやつだけどな」
ちとせ「あら手の早い。どんなお仕事?」
P「クラシックは多少いけるな? 黒川千秋さんのクラシック紹介番組にねじ込んだ」
8:名無しNIPPER
2019/10/24(木) 20:26:43.18 ID:50q1lmNU0
ちとせ「あら、そういう言葉の裏切り方は嫌いだよ? 私」
P「別に裏切っちゃいないだろう、千夜本人からのリクエストなんだから」
千夜『私はお嬢さまのサポートに徹します』
9:名無しNIPPER
2019/10/24(木) 20:28:29.44 ID:50q1lmNU0
ちとせ「さて、台本は……ほとんど無いようなものなのね。あ、この曲知ってる」
千秋「ならよかったわ。とりあえず曲を聴いて簡単な感想を言ってくれればいいわ」
ちとせ「これなら色々語れそう。自由に語っていいのなら千秋さんとも」
10:名無しNIPPER
2019/10/24(木) 20:29:19.85 ID:50q1lmNU0
千夜「え? いや、私は……」
仁奈「千夜おねーさんは仁奈の新しい友達でやがりますよね?」
千夜「……いいえ、私の仕事はお嬢さまのサポートをすることだから……」
11:名無しNIPPER
2019/10/24(木) 20:30:48.94 ID:50q1lmNU0
仁奈「じゃあ行くですよーレッツゴーアニマルネットにー!」
薫「せっつぞくー!」
12:名無しNIPPER
2019/10/24(木) 20:32:48.70 ID:50q1lmNU0
千夜「おいお前」
P「なんだよ、一言も同じ仕事とは言ってないだろ」
ちとせ「いやー、千夜ちゃんのネコミミ可愛かったぁ」(ニコニコ
13:名無しNIPPER
2019/10/24(木) 20:35:25.19 ID:50q1lmNU0
ちとせ「まぁ、そうよね。でも私も千夜ちゃんとお仕事したかったけどなぁ」
P「その辺は二人のデビューライブで我慢してくれ。ユニットとして売るのは前に話したろう?」
ちとせ「ユニットとして売り込み始めたら一緒にお仕事することも増えるの?」
14:名無しNIPPER
2019/10/24(木) 20:38:17.81 ID:50q1lmNU0
P「俺は事務所でやることもあるからつきっきりってわけにもいかない」
ちとせ「私、そこまでパタパタ倒れる予定はないけどなぁ?」
P「ならそう努めてくれればいいよ。千夜、同じ現場での仕事を探すのがどんだけ厳しいかはわかってるよな?」
15:名無しNIPPER
2019/10/24(木) 20:41:11.28 ID:50q1lmNU0
P「ま、お前にできるかどうか俺が判断してだけどな」
千夜「お前に私の管理を預けろと……」
P「別に嫌なら構わないぞ、お前に合いそうな仕事のジャンルだって浮かぶしな」
16:名無しNIPPER
2019/10/24(木) 20:42:25.89 ID:50q1lmNU0
ちとせ「ありがとうね、プロデューサー」
P「なんの話だ?」
17:名無しNIPPER
2019/10/24(木) 20:44:07.05 ID:50q1lmNU0
ちとせ「そう、そうすれば私以外にも千夜ちゃんにとって大事なものが、居場所がきっと見つかるから」
ちとせ「だからありがとう、なのよ。魔法使いさん」
P「何言ってんだ、この話はお前が一番大変なんだぞ?」
18:名無しNIPPER
2019/10/24(木) 20:45:10.52 ID:50q1lmNU0
ちとせ「もし千夜ちゃんの方が人気になったら……私が千夜ちゃんのお仕事についていけばいいんじゃないの?」
P「バカ言え、そんな方向転換認められるか」
ちとせ「変なところが厳しいのね、結構甘い人に見えたけど」
19:名無しNIPPER
2019/10/24(木) 20:45:59.99 ID:50q1lmNU0
ちとせ「………そう」
P「最初に言ったろ? 判断を仰ぐって。だから俺は千夜の言葉を信じるさ」
ちとせ「それならファンのみんなを魅了していかないとね、千夜ちゃんのためにも」
20:名無しNIPPER
2019/10/24(木) 20:46:29.56 ID:50q1lmNU0
P「方向性は似てるだろ?」
ちとせ「だーめ、私の僕ちゃんは千夜ちゃんだけなんだから。 ……今のところは」
P「今のところは?」
21:名無しNIPPER
2019/10/24(木) 20:46:58.62 ID:50q1lmNU0
ちとせ「どう? 私に跪く気になった?」
P「俺がお前に溺れても仕事がくるくらい売れたら考えてやるよ」
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