四葉「私は如何にして心配するのをやめて水爆を愛するようになったのか」
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◆fnYuOAt9XLm6
[saga]
2019/10/23(水) 02:04:41.79 ID:CvbJzp7do
四葉「五月と、6年前に、会って、いたんですね」
上杉さんの告白。零奈との6年前の思い出は、私と風太郎君のかけがえのない思い出。
でも、それを五月に押し付けた。五月は何も悪くない。五月は心配してくれさえいたと思う。
上杉さんの中で、大事な女の子が、四葉じゃなくて五月にすり替わってしまうことを。
無理もない。上杉さんは責められない。5年前に1日だけ過ごした女の子を、5年後に全く同じ顔をした5人の中から選べというのは無理な話だ。
そうなれば、零奈として目の前に現れた五月を零奈と、京都の子と勘違いするのも仕方のないことだ。誰が彼を責められるだろうか。
それは、私なのに。私が、6年前の京都で風太郎君と誓いあったのに。
じゃあ、あのとき、零奈として、彼の前に出たのが私だったら、私が彼に選ばれていた。
どす黒い色をした後悔が私の心の中にインクの染みのように広がっていく。
あの時の私は、他の姉妹のために、幸せを手放したんだ。
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