タツマキ「サイタマ、抱っこして」サイタマ「ん? ああ、いいぞ」
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6:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/15(火) 00:04:00.68 ID:0Z0Ay6CEO
ピンポーン。

「ん? フブキ氏、どうかしたか?」

呼び鈴を鳴らすと、強面の男が現れた。
彼はキング。S級ランキング7位のヒーローだ。
やはり強者同士引かれ合うのか、もっぱらサイタマと行動を共にしていることが多い。
圧倒的な強者のオーラに冷や汗を流しつつ、それでも臨戦態勢となったキング特有の『キングエンジン』が鳴り響いていないことに胸を撫で下ろし、敵対視されていないことを再確認しながら、今や私は彼とも知り合いであることに自信を持って、家主の在宅を確認する。

「キング、サイタマ居る?」
「サイタマ氏なら俺と一緒にゲームしてるぞ」
「ちょっと会わせたい人が居るんだけど」
「あたしよ」
「えっ!? タ、タツマキちゃん……だと?」

ドッ ドッ ドッ ドッ ドッ ドッ ドッ ドッ ドッ

不味い、キングエンジンが鳴り出した。
姉が現れた瞬間、臨戦態勢となったキング。
なるべく、迷惑はかけたくないのだけど。
やはり、強すぎる力は災いの元。
戦いは避けられないのだろうかと思いきや。


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