タツマキ「サイタマ、抱っこして」サイタマ「ん? ああ、いいぞ」
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名無しNIPPER
[sage saga]
2019/10/15(火) 00:14:29.22 ID:0Z0Ay6CEO
「私にもさっきの技をかけて欲しい」
「は? やめとけって、糞じゃ済まないぞ。お前が俺のマジ縛り喰らったら内臓が出ちまうぜ」
「マジじゃなくていいから、優しくお願い」
「それなら糞くらいで済むかもな」
サイタマが両手を広げる。
私は特に躊躇うことなく彼の胸に飛び込んだ。
超合金クロビカリのように逞しくもなく。
キングエンジンが鳴り響くこともないけれど。
それでも誰よりも安心出来るだろうと思った。
「普通、縛り」
「んあっ!?」
ぶりゅっ!
「フハッ!」
糞をぶち撒け思わず嗤った。
何が誰よりも安心出来るだ。
これのどこが優しい抱擁だ。
凡人の私には強すぎる腕力。
ぶりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅぅ〜っ!
「フハハハハハハハハハハハハハッ!!!!」
それでも、どうしてだろう、私は幸せだった。
苦しくて辛いのに、こんなに満ち足りている。
嗤いながら笑いながら、涙を流して泣き笑う。
ドッ ドッ ドッ ドッ ドッ ドッ ドッ ドッ ドッ
「フブキ氏は頭がおかしくなったのか……?」
「でも、サイタマ先生も愉しそうですよ」
狂ったように嗤う私をキングは危険視したらしくキングエンジンを鳴り響かせるが、ジェノスの言う通り当事者であるサイタマは事ここに及んでも全く動じておらず。
「フハハハハハハハハハハハハハッ!!!!」
私と一緒に高嗤いをする彼を見て。堪らなく。
ああ、好きだなと感じて。好きだと自覚して。
やっぱり姉には取られたくないとそう思った。
【ウンパンマン】
FIN
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