そのスープを飲み干して
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5:名無しNIPPER[saga]
2019/10/13(日) 04:32:15.77 ID:ljhJ1EQK0
火の属性を使えると答えた。リーテはそれを聞いて、更に安心したような表情を見せる。

「よかった。私はそちらの方は、全く才能がなかったものですから」

いつの間にか、自分と一緒に任務(クエスト)を受けることで話が進んでいる。その事を突っ込もうとも思ったが、自分にとって渡りの綱。知り合いを作っておくことは悪い事ではないし、もしそのままパーティーが組めるのも悪くない。

じゃあ、行きますかと声をかけると、リーテは本当に満面の笑みを浮かべて頷いた。

先ほどの受付嬢に2人で任務を請け負う旨を伝え、手続きを済ませる。さてこれからどうなるのか、いろいろな思い、不安が強めな気持ちの中で、リーテと共に斡旋所を後にした。


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