そのスープを飲み干して
1- 20
31: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2020/01/17(金) 20:59:07.58 ID:+Z5t/dwj0
早朝。ナシノは目を覚ました。

眠りに落ちるまで時間がかかった割には、目覚めはそこまで悪くない。早速身支度を済ませて、依頼(クエスト)が張り出されるボードがある集会所へ向かう。

思いのほか、ほかのギルドメンバーの姿はない。依頼(クエスト)も、昨日なかった新しいものが張り出されていた。その中から自分ができそうなものを探していくと、薬草の採取の依頼(クエスト)、それもリーテと一緒にこなした依頼(クエスト)と同じものだった。
以下略 AAS



32: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2020/01/17(金) 21:17:29.90 ID:+Z5t/dwj0
この間とは違う受付嬢に依頼(クエスト)受領の手続きを行い、食事は取らず平地へと向かう。そのままいるのは、どこかまずい気がした、それに従って。

外にまだ残る肌寒さが、逆に体を目覚めさせる。意識もよりはっきりして、まどろみのように残るあの感覚から解き放たれていく感じがする。そして、それが正しいのだともナシノは思う。恐らく、自分の炎に特殊性があるのは、間違いはないとしても、それを使いこなす力はない。

あの感覚は、言葉を換えれば偽りの万能感。何の修練もない自分にそれがあるなら、さっきの依頼(クエスト)ですら悩む必要はない。それが答えだとして、街の外へ出るナシノの顔は。
以下略 AAS



33: ◆e6bTV9S.2E[saga sage]
2020/01/17(金) 21:19:12.48 ID:+Z5t/dwj0
訂正

×部屋に戻り、眠りの間胸にあったのは、少しだけ薄まった見せられる感覚。それが渦巻いていた。
〇部屋に戻り、眠りの間胸にあったのは、少しだけ薄まった魅せられる感覚。それが渦巻いていた。


33Res/21.22 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice