92:名無しNIPPER[saga]
2019/10/07(月) 20:49:31.09 ID:pYPvRrqT0
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未来「――うわぁーーん! 静香ちゃん良かったよぉーーーー!
すっごく、すっごくすっごくすっっっっごくかっこよかった!!」
控室に泣き声とも歓声ともつかない声が響く。
その横で、翼も感嘆したように言った。
翼「私もかっこよかったと思うなー。
なんかすごすぎて、静香ちゃんがちょっと遠くに行っちゃったって感じ」
静香「遠くにって……別にどこにも行ってないわよ。でもありがとう、二人とも」
薄く笑い、静香は素直に二人の称賛を受け取った。
そんな静香に、未来は頬を紅潮させたままにっこりと笑い、翼も微笑みを向けた。
翼「静香ちゃん的にはどうだった? 千早さんとの勝負、楽しかった?」
その問いに、静香は振り返るように目を伏せる。
そして微笑んだまま、
静香「ええ。追いつけなかったのは残念だけど……でも、楽しかった。
千早さんの全力を間近に感じられたのもすごく勉強になったし、それに……」
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