71:名無しNIPPER[saga]
2019/10/07(月) 20:21:40.75 ID:pYPvRrqT0
きょとんとした表情を浮かべる静香に笑みを向け、ジュリアは遠くを見やる。
そして思い起こすようにして続けた。
ジュリア「ま……確かにそういうスタンスで歌うなら、そのくらい徹底した方が面白いかもな。
『練習試合』無し、本番一発の真剣勝負。それがやれるってんなら、その方がいい」
静香「ジュリアさん……。それじゃあやっぱり、ジュリアさんも気付いてたんですね。
千早さんが何を求めてたのか……。『何もわからない』なんて言ってたくせに」
ジュリア「ん? あぁ……ははっ。バレちまったか」
静香「……もう、意地が悪いんだから」
ジュリア「けど、おかげでいい歌が歌えるようになっただろ?」
静香「それはまぁ……その通りですけど」
ジュリア「おい拗ねんなって、シズ。ほら、このお茶やるからさ」
静香「ジュリアさんの飲みかけじゃないですか。要りません」
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