高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「鼻歌交じりのカフェで」
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24:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/06(日) 19:52:55.25 ID:y4CKh3wJ0
藍子「加蓮ちゃんの中にいる私……。う〜ん――」

加蓮「あれ、まだ考えるんだ」

藍子「加蓮ちゃんに言われたら、気になっちゃって。それに、加蓮ちゃんが聞きたいって言いますもん。それならもう1回、考えてみようかな……って」
以下略 AAS



25:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/06(日) 19:53:25.10 ID:y4CKh3wJ0
――数分後――

藍子「」プシュー--...

加蓮「……たまに思うけどアンタって結構アホっていうか、変なところでパッションだよね」(ココアを啜りつつ)
以下略 AAS



26:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/06(日) 19:53:56.26 ID:y4CKh3wJ0
加蓮「ん……」ズズ

加蓮「……ふうっ」コトン

加蓮「ま、藍子ちゃんが嫌なとこ探しを始めるような、嫌な女の子になるよりはよっぽどいっか」
以下略 AAS



27:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/06(日) 19:54:25.39 ID:y4CKh3wJ0
藍子「……」ズズ

藍子「ふう〜……♪」コトン

加蓮「てりゃっ」ベチ
以下略 AAS



28:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/06(日) 19:54:55.58 ID:y4CKh3wJ0
藍子「もし本当に悪い人がいっぱいいるんだったら……加蓮ちゃんが見つけて、私に教えてくださいね」

藍子「そうすれば、私も安全で、私が安全なら加蓮ちゃんも安心できるハズですから!」

加蓮「ボディーガード? まぁいいけど」
以下略 AAS



29:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/06(日) 19:55:25.27 ID:y4CKh3wJ0
藍子「……」ズズ

藍子「私、ときどき思うんですけれど――」

加蓮「?」ズズズ
以下略 AAS



30:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/06(日) 19:55:55.40 ID:y4CKh3wJ0
藍子「私のことを自覚がないなんて言ったのに、加蓮ちゃんだって、自分のこと分かっていないじゃないですか〜」

加蓮「分からないものだよね」

藍子「でしょ?」
以下略 AAS



31:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/06(日) 19:56:25.64 ID:y4CKh3wJ0
加蓮「……でも私は藍子ほどには惚けてないから」

藍子「そうですか〜? 加蓮ちゃんだって、けっこう意外なことに気づかなかったりしてますよ?」

加蓮「藍子ほどじゃないってば」
以下略 AAS



32:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/06(日) 19:56:55.49 ID:y4CKh3wJ0
加蓮「さっきの、イメージの話だけどさ」

加蓮「どう思われたら嫌っていうのが思いつかないなら、どう思われててほしいかな、って……好きの方で考えてみたら良くない?」

藍子「どう思われていてほしいか――」
以下略 AAS



33:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/06(日) 19:57:26.79 ID:y4CKh3wJ0
藍子「思いつかない、というよりは……。加蓮ちゃんは、加蓮ちゃんでいてほしいなって」

加蓮「へぇ?」

藍子「確かに、加蓮ちゃんの直してほしいところとか、嫌だなって思うところとか――ない、って言ったら嘘になってしまいます」
以下略 AAS



34:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/06(日) 19:57:56.79 ID:y4CKh3wJ0
藍子「こうなってほしいっていう希望や願望って、心の中で思っても、直接言うことではないって思うんです」

藍子「それよりは……加蓮ちゃんには、加蓮ちゃんでいてほしいですから」

藍子「うんっ。自然体の、そのままの加蓮ちゃんでいてほしいですっ」
以下略 AAS



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