高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「鼻歌交じりのカフェで」
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34:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/06(日) 19:57:56.79 ID:y4CKh3wJ0
藍子「こうなってほしいっていう希望や願望って、心の中で思っても、直接言うことではないって思うんです」

藍子「それよりは……加蓮ちゃんには、加蓮ちゃんでいてほしいですから」

藍子「うんっ。自然体の、そのままの加蓮ちゃんでいてほしいですっ」

藍子「だから、こう思っていてほしい――こうなってほしい、っていう希望は……ちょっともったいないですけれど、無しってことで!」

加蓮「……あーあ。もったいないの」

藍子「くすっ。では、その分を他のお願いに回してもいいですか?」

加蓮「そんなことする訳ないじゃん。そんなに世の中甘くないよー?」

藍子「それは残念っ」

加蓮「っていうか何大真面目に喋っちゃってんのよ藍子。これ、心理テストの話なんだよ?」

藍子「そういえば……そうでしたね。心理テストのお話でしたよね」

加蓮「ちょっとしたお話だったのに、昔話になったり、急にシリアスモードになっちゃったり、そういうのって加蓮ちゃんのやることだったでしょ? 悪い影響を受けちゃってるんじゃないの?」

藍子「……え〜っ。そういうことを言うなら、私、もう加蓮ちゃんとお話なんてしませんからっ」

加蓮「え」

藍子「……」

加蓮「……って、それさっき私が藍子に言ったことじゃん!」

藍子「おかえしっ」


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