15:名無しNIPPER[saga]
2019/10/05(土) 21:15:55.03 ID:pLwUdLuz0
育「わたしも、ジュリアさんと会えなくなっちゃったらさみしいよ」
ジュリア「そうさ。あたしはあの物好きなPについていって、失いたくない仲間に出逢えたんだ。それも親が上京にゴーサインを出してくれたからだ。転校の手続きもしてくれたしな」
育「そっか。ジュリアさんが東京で一人で住んでても平気なのは、おとなだから当たり前なんだと思ってたけど……わたしたちがいるからさみしくないんだね」
ジュリア「そういうことだな。おっと、今喋ったことはみんなには内緒だぜ? ロックなオトナはこうやって秘密を共有するんだ」
育「わあ! ロックってやっぱりかっこいいね! わたしももっとロックな歌、うたってみたいな」
ジュリア「……そうだ。なあ育、明日の夕方劇場のステージを借りて、あたしの『プラリネ』を歌ってみないか? もちろん伴奏はあたしが担当するよ」
育「いいの? けど、ジュリアさんの大切な曲、わたし上手に歌えるかな……」
ジュリア「変にかっこつけて歌おうと意識しなくても、育の好きに演ってもらっていいんだ。あたしが育の世界に着いていくから」
ジュリア「知りたいんだ。あの曲を育が歌ったときに、ステージからどんな世界が見えるのかをな」
育「わたしも知りたい! わたしだって、もっとかっこいい歌たくさんうたいたいもん。断る理由なんてないよ」
ジュリア「決まりだな。じゃあ早速、Pにメッセージを送っておくよ」
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