少年「アヤカシノート」
1- 20
88: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2019/10/15(火) 00:59:33.92 ID:AthaJ31d0
ーーー放課後ーーー

「猫又娘ちゃんってさ、トドノツマリ様って信じる?」

猫又娘「えー?」

「みんな結構噂してるでしょ、最近。南町神社にいるっていう願いを叶えてくれる神様」

猫又娘「……居たら面白いとは思うかなー。神様ではなさそうだけど」

「そうなの?」

猫又娘「その噂だと、対価としてなにかとんでもないもの奪われるって話だよね?」

猫又娘「…それはむしろ悪魔との契約に近いのでは?」ヒュードロドロ

「こわっ。その効果音どこから鳴ってるの?」

「でもそうだよね。世の中そんなにうまい話はないよねー」

猫又娘「うむうむ」

猫又娘(……けど私は知ってる)

猫又娘(あの神社には人じゃない"何か"がいる気配がある)

猫又娘(この頃見かけるお化けたちとはまた少し違う気配……もしやあの生き物の親玉!?)

猫又娘(って思ったりもしたけど…そういう気配じゃないんよね。よもや本当に願いを叶える神様なんているわけないし)

「それはそうとさ!猫又娘ちゃん今日は新しい手品はしないの?」

猫又娘「へ?」

「実は密かに楽しみにしてたり」エヘ

猫又娘「うーん…今日はねー」チラッ

包帯少女「……」グデ...

猫又娘「すこーし忙しいかもだから──」



夢見娘「私も……見てみたい……」



猫又娘(!夢見娘さん…?)

夢見娘「……」

「ほ、ほらほら!夢見娘ちゃんもこう言ってるよ!」

猫又娘(この子、普段誰とも関わらないのになんで…?)

夢見娘「……」ウズウズ

猫又娘「……分かりました!じゃあ一回だけ」

「やった!」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
409Res/508.86 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice