少年「アヤカシノート」
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341: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2020/02/03(月) 03:33:40.93 ID:L/MaCyf+0
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タッタッタッ!



ケモノ「」スタッ、スタッ

女「はぁ…はぁ…」タッタッタッ



「おい!向こうへ逃げたぞ!」

「追えー!化け物を逃すなー!」



ケモノ「む…正面に待ち伏せしているな」

ケモノ「やむを得まい。開けた場所になるが、西へ向かおう」

女「は、はい…」ハァ..ハァ..

ケモノ「…俺の背に乗るか?」

女「平気です…まだ走れます」

ケモノ「分かった。だが無理はするな」



ボォォ…



ケモノ「…!」

女「そんな、山に火が…!」

ケモノ「奴ら、ここまでするか…」

ケモノ「急ごう」



タッタッタッ







ーーー空き地ーーー

ケモノ(ここを過ぎれば、木々の生い茂る森へ入って行ける)

ケモノ(そうすれば奴らを撒くことも出来るだろう)

女「はぁ……はぁ……」

赤子「……」

ケモノ(…もう体力も限界に近いだろうに)

ケモノ「ここが最後の正念場だ。行けるか?」

女「はぁ…はぁ…」コクリ

ケモノ(…追い風に助けられたな。おかげで背後から来る者の臭いが察知出来る)



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