少年「アヤカシノート」
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311: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2020/01/14(火) 04:22:49.82 ID:hBUPAlst0

猫又娘「…一人じゃないよ。私の側にはいつも、大切な人がついていてくれてるから」

黒服男「……それも人間か?下らぬな」

猫又娘「あなたに言われたくない。あなたのその考えの方がよっぽど下らないよ。この世界から犯罪が無くなることはないから取り締まるだけ無駄だって言ってるようなものじゃない。その先にあるのは…もっとめちゃくちゃになった世界だけ」

黒服男「世界を壊して回っているのは人間だ。俺は世界のゴミを除いてやろうと言うのだぞ」

猫又娘「人はゴミなんかじゃない!この世界に必要な人だってたくさんいる!」

黒服男「ではゴミは俺達の方か?そうだな、奴らにとっては俺達こそ居てはならないゴミであるらしいからな」

猫又娘「なんでそうなんのさ!そもそも何が必要で何が不要かなんて、そんな話じゃないでしょ!みんな、誰かにとっては大切な存在なんだよ」

黒服男「ならば何故、人間は俺達を封じ込めた?何故執拗に排斥しようとする?」

黒服男「俺達は奴らに対し、何もしていない」

黒服男「お前はこの問いの合理的な答えを持っているのか?」

猫又娘「それ、は……」



ーーーーー

おてんば「──バケモノ……」

ーーーーー



猫又娘「………」

黒服男「……所詮お前も人間混じりか」

黒服男「出来もしない妄言を宣い、本質を見ようとしない」

黒服男「…実に下らぬ」

黒服男「お前も、この町諸共消えるがいい」ザッ...

猫又娘「……!!」

猫又娘(今ちょっとだけ見えた、こいつが手に持ってるの……まさか)

猫又娘(アヤカシノート…!)



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