少年「アヤカシノート」
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265: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2020/01/14(火) 03:23:49.22 ID:hBUPAlst0

猫又娘「よっし!うじうじタイム終わり!」

猫又娘「頭も十分冷やしてもらったし遅ればせながら今後の作戦を考えてこー!」

少年「それなんだけど、一ついい?」

猫又娘「お?」

少年「あの人──夢見娘さんなら何か知らないかな」

猫又娘「ほほぉ…そういえば夏休み入ってから一回も見かけてないね」

少年「手伝いはしてくれるって言ってたんだったよね?この前みたいにまた陰から見ていてくれたりしてさ」

猫又娘「あり得る」

猫又娘「あの子少年君のストーカーさんだし…」ボソッ

少年「問題はいつどこに居るのか謎なことだけど」

猫又娘「きみが呼べば来るんじゃないかなぁ」

少年「僕が…?」

猫又娘(あの不思議ちゃんか…考え付かなかったな)

猫又娘(思えば一緒に居られないなんて言ってた子がどうやって手伝うつもりだったんだろ)

猫又娘(今の私らの現状も見てるんかな)



ーーーーー

派手娘「──いっそ全部吹っ飛んじまえっ!!」

ーーーーー



猫又娘(……あの事も)

猫又娘「」ブンブン

少年「?」

猫又娘「少女さんにも訊いてみようよ。夢見娘さんから何かアクションがあったかどうか」

少年「うん。…今?」

猫又娘「もち」

少年「……」スッ

猫又娘「その機械便利よねー。スマホ?だっけ。実は買おうか迷ってたんよ」

少年「自分で作っちゃえばいいんじゃないか?」スッ、スッ

猫又娘「私が作れるのは精々模型だよ。複雑なものは真似れないからさ」

猫又娘「私の力がそんなに万能だったら、きみにあげたノートで今頃解決出来てたかもね〜」ノゾキコミ

少年「少女さんにLINEするけど、何て送る?」

猫又娘(……7/28……)

猫又娘(あ!)

猫又娘「そういえば少年君。あの神社って明日は──」







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