205: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2019/11/08(金) 00:49:29.01 ID:uBwrWeJb0
猫又娘「ちょ、ちょ、ちょっと待って」
猫又娘「さっきから全く付いていけてないんですけど……つまり、どういうこと?」
包帯少女「…この現象には黒幕が居るってことだよ」
猫又娘「それが"あのヒト"?」
包帯少女「そう。私たちを襲ってくる妖禍子はそいつに操られてるんだって」
猫又娘「怒りにあてられるってそういうこと…」
猫又娘「じゃあさ……ここまでのことをする何かが、そのヒトの過去にあったってことだよね?」
夢見娘「……あれ以来、そのユメは見てない……」
包帯少女「ぼくも断片的にしか…」
猫又娘「………」
猫又娘「…結局のところ奴らをどうこうする方法もないままってことか…」
猫又娘「……ま」
猫又娘「ひとまずさ」ポン
夢見娘「…?」
猫又娘「私たちもあなたに協力させてよ」ニコッ
夢見娘「……」
猫又娘「夢見娘さんの力を貸してもらえればこの異常事態の解明もすぐ出来ると思うんよね」
猫又娘「少年君のこと守りたいんでしょ?今までみたいにこそこそしてないで、堂々と隣に居られるよ!」
夢見娘「……」フルフル
夢見娘「……それは無理……」
猫又娘「え」
夢見娘「本来、妖禍子は人の中に居てはいけない存在…」
猫又娘「…そんなこと」
夢見娘(何より……恥ずかしくて、きみの顔、見れないから……)
夢見娘「……」スクッ
夢見娘「…はい」
包帯少女「わ、ちょっと…!」
少年「」ノシッ...
包帯少女(お、重い)
夢見娘「……あなたたちの手伝いはする」
夢見娘「でも隣には居れない」
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