少年「アヤカシノート」
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167: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2019/10/28(月) 02:48:36.48 ID:OOuoymdI0

包帯少女「………え」

包帯少女「何言って…昨日古書店で会ったよね…!?」

二つ編み「古書店には行ったけど、その本買って読んでただけよね」

包帯少女(なに?どういうこと…?)

包帯少女(おばあさんのこと知らないなんて、そんな嘘をつくとは思えないけど……)

包帯少女「…じゃあ、トドノツマリ様の昔話をしてくれたのは?」

二つ編み「それはわたしが知ってたから聞かせてあげたんじゃない」

包帯少女「………」

二つ編み「……どうしたの?いきなり祖母の話なんか持ち出して…」

包帯少女「………いや、何でもない。ぼくの勘違いだったみたい」

二つ編み「そう…?」

二つ編み「あと、先に謝っておくわね。わたししばらく放課後は付き合えない。昨日、帰りが遅過ぎるって言われちゃって」

包帯少女「っ…ごめん、ぼくたちのせいで…」

二つ編み「気にしないで」

二つ編み「あなたたち神社に行くのよね?わたしはわたしで妖禍子の封印について探ってみるつもり」

二つ編み「収穫があれば報告するわ。そっちもよろしくね」クルッ



トットットッ(自席に戻る)



包帯少女「………」

猫又娘「……少女さん、さっきの」

包帯少女「うん、おかしかった」

包帯少女「古書店のおばあさん、間違いなく二つ編みさんのおばあちゃんだったはず…」

猫又娘「んぅ……私も昨日行けてれば…!」



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