少年「アヤカシノート」
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156: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2019/10/28(月) 02:19:18.43 ID:OOuoymdI0

二つ編み「……」

包帯少女「……」

二つ編み「段々、繋がってきたわね」

包帯少女「うん」

二つ編み(けれど、あと一歩……足りない。封印の件は置いといたとして、まだはっきりとしない部分があるのよね…)

二つ編み「おばあちゃん、妖禍子について他に知ってることってないの?何でもいいの。どんな小さいことでも…!」

老婆「なんだろねぇ……ふーむ……」

老婆「……そのヒトら、今でこそ妖禍子なんて呼ばれて忌み嫌われてるだろう?けんども、ばあちゃんにはねぇ」

老婆「なんとなくだけど、悪さするようなもんにゃ思えないんだよねぇ」

二つ編み「それは感想じゃないの…」

老婆「ほっほっ。何でもええ言うたのは二つ編みちゃんさね」

二つ編み「そうだけどぉ…」

包帯少女「…二つ編みさんさ」

二つ編み「なに?」

包帯少女「おばあちゃんのこと大好きなんだね?」

二つ編み「はっ!?いきなり何言い出すのよ…!?」

包帯少女「だっていつもより楽しそうにお話してるじゃない」

二つ編み「そんなこと…!」

老婆「ばあちゃんと居るのは楽しくないかえ?それは悲しいのぉ」ヨヨヨ

二つ編み「そ、そうじゃないけど……おばあちゃんまで乗っからないでっ」

老婆「ほほほ」

包帯少女「へぇー…なんか、かわいいね」フフッ

二つ編み「!?///」

二つ編み「……わたし、散らかした本片付けてくるから!」

包帯少女「それならぼくも──」

二つ編み「少女さんは待ってて。どの本がどこにあったかなんて覚えてないでしょう?」



スタスタ...



包帯少女「行っちゃった…」

老婆「まあ……本の並び順なんてうちは気にしてないのにねぇ」

包帯少女「あ、そうなんですね」

包帯少女(じゃあ…照れ隠し?)

包帯少女(なんだ、ちゃんと人間臭いところあるんじゃない)

包帯少女(猫又娘さんが居たら、ちょっと面白かったかもね)



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