少年「アヤカシノート」
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143: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2019/10/28(月) 01:48:40.79 ID:OOuoymdI0



包帯少女「──夢見娘さんが?」

少年「そう。僕の家の近くに居たんだよ」

猫又娘「見間違いじゃなくてー?」

少年「はっきり顔を見たからそれはないはず。僕に見つかったら逃げていったし…」

少年「それでさ、この前聞きそびれちゃったんだけど、あの人少女さんの知り合いだったりする?」

少年「学校でもよくこっちを見てるんだよね」

包帯少女「え」チラリ



夢見娘「…!」フイッ



包帯少女(…本当だ)

包帯少女「あの子も、人じゃないんだよね?」ヒソヒソ

猫又娘「うむぅ…でも変な悪さするような子には見えないけどなぁ」ヒソヒソ

包帯少女「けど万が一ってことも…」ヒソヒソ

少年「え、なに?二人とも心当たりあったりする?」

包帯少女「知らない子だけど…」

猫又娘「ふむ…」

少年「?」

猫又娘「……だったら直接本人に訊くしかないっしょ」

包帯少女「なっ」

少年「それしかないかなぁ。ずっと見てくるの、気になるしなぁ」

包帯少女「なに考えてるの…!そんな危ないこと…」ヒソヒソ

猫又娘「大丈夫大丈夫、いざとなれば私もいるんだし。それに…あっちの派手娘さんに話しかけるよりはハードル低いと思うから」ヒソヒソ



派手娘「なんであんたらはいつもいつも──!」ガミガミ

同級生A・B「「……」」チヂコマリ



包帯少女「…あれは、また別次元の話でしょ」



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