106: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2019/10/15(火) 01:35:40.97 ID:AthaJ31d0
猫又娘「…ともかく!積もる話はまた明日しよ!私もうくたくただよー」
包帯少女「積もる話って…?」
猫又娘「これまで分かったこととか、作戦会議とか。現状この事態に気付いてるの私たちくらいなんだし、協力して解決していこ!」
包帯少女「………」
猫又娘「…無理強いはしないよ。もう嫌だって言うなら、私一人でも──」
包帯少女「ううん、大歓迎。一人旅じゃ辛いなーって思ってたところだから」
猫又娘「……へへっ」
猫又娘「まっかせて!途中加入のチートキャラとは私のことよ♪」
包帯少女「期待してます」クスッ
猫又娘「あ、そうそう。前準備として少女さんにやっておいて欲しいことがあったんだ」
包帯少女「なにを?」
猫又娘「少年君と仲直り」
包帯少女「──……」
包帯少女「…な、なんで少年君が…」
猫又娘「なんでじゃないでしょー?あんなにギクシャクしといてさ。しっかり仲直りして蟠りは無くしておくべし!」
包帯少女「……言っとくけど、彼を巻き込むのは反対だからね?」
猫又娘「そんなこと言ってませんー」
猫又娘「…少年君のこと嫌い?」
包帯少女「嫌い…なわけない。でも、こんなおかしくなったぼくが少年君と一緒にいるなんて……」
猫又娘(なーんだ、少年君とおんなじだ。二人とも変なところで鈍いんだ)
猫又娘「そんなこと言ったら、そもそもヒトじゃない私がみんなといること自体おかしな話ですよ」
猫又娘「明日の朝!少年君と話をすること!いい?」
包帯少女「……けど……」
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