【のんのんびより】れんげ「転校生が来たのん!」
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23:学園長  ◆86inwKqtElvs[saga]
2019/10/04(金) 01:16:16.49 ID:QcZxi7T/0

夏海「わかる。うちもよく、母ちゃんに何もしてないのに勝手に決めつけられること、あるから、わかる」

夏海「そういう時、疑われてる時って、うちが何を言っても、母ちゃんは信じてくれなかったりする……」

夏海「でも、うちらが誤解してるんだったら、誤解を解きたいよ」

夏海「もう何かあるたびにほたるんのことを怖がりたくない……」

れんげ「……うちもそうなんな」

れんげ「うちはみんなと、仲良くなりたいん」

れんげ「ほたるんとも仲良くなりたいのん」

蛍「…………」

蛍「私は、」

蛍「先輩がいれば十分なんです」

蛍「だから他は、いらない」

蛍「邪魔を、しないでください」

れんげ「何をする気なのん!?」

蛍「教えないよ、れんちゃん」

蛍「教えたられんちゃんは邪魔をするだろうから」

蛍「邪魔をするってことは、私にいじわるをするってことだから」

蛍「いじわるをしてくるなら……“怖い目”に遭ってもらわないといけないからね」

蛍「でもね、それは小鞠先輩は嫌がるだろうから」

蛍「小鞠先輩はね、怖いの嫌いだし、優しいから」

蛍「だから、みんな……邪魔を、しないで」

夏海「――――!?」


 がんがんがんがん!

 頭の中からトンカチで頭蓋骨を叩かれているみたいに、

 頭が割れそうで、立っていられない――


れんげ「なっつん!? なっつん――!?」


 ――――

 ―――

 ――




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