【のんのんびより】れんげ「転校生が来たのん!」
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22:学園長 ◆86inwKqtElvs[saga]
2019/10/04(金) 01:15:43.64 ID:QcZxi7T/0
(神社裏手・お守り石前)
れんげ「見事に割れてますん」
夏海「というより、砕けてるなー。前に見たことあったけど、あの大きな岩がどうしてこんな粉々になってんだろ」
確かにこんなふうに砕けて、いろいろ不吉なことが続いたら
信心深いお年寄りとかは同じ時期に引っ越してきた一条家に疑いの目をかけるのもわかる気がした
夏海「なあ、れんちょんはうちがさっき言った話、どう思う?」
れんげ「うーん」
れんげ「うちはほたるんがこんなひどい事する悪い子には見えませんのん」
夏海「いやさすがにこれをほたるんがやったとは思ってないんだけど」
??「なら、どうしてここにいるんですか?」
夏海「!?」
れんげ「ほたるん? どうしてここにいるん?」
蛍「――――」
蛍「私を疑っているから、ここにいるんですよね?」
蛍「調べに来たんですよね? この石のこと」
蛍「私と何か関係があるんじゃないかって」
蛍「よそ者のせいで災いが起きてるんじゃないかって」
蛍「夏海先輩もれんちゃんも、私を疑ってるから調べに来たんだよね?」
夏海「ち、ちが」
咄嗟に否定の言葉を何か言おうとして、でも何もでてこない
転校生は笑っているのに、笑っていなかった
れんげ「あんな、ほたるん」
れんげ「うちもなっつんも、ほたるんと仲良くしたいのん」
れんげ「だからはっきりさせにきたんな」
れんげ「最近、村でおかしなことが続いてるのは、ほたるんのせいなん?」
蛍「違うよ、れんちゃん」
れんげ「…………」
れんちょんは転校生の即答に、何も返せなかった
蛍「ね?」
蛍「信じないでしょ?」
れんげ「だって、ほたるん嘘ついてるん」
れんげ「うちが聞きたいのは嘘じゃないん」
夏海「違う、れんちょん……蛍の言ってることと、れんちょんの話してることは、違う」
蛍「はい、違います」
蛍「でも私が何を言っても……二人は信じてくれないでしょう?」
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