【のんのんびより】れんげ「転校生が来たのん!」
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11:学園長  ◆86inwKqtElvs[saga]
2019/10/04(金) 01:07:04.16 ID:QcZxi7T/0
(朝、神社前)


夏海「お守り石かあ、あったなそんなの」


 境内を遊び場にしたりはするけど、お守り石のある場所は神社の裏側で、基本誰も近寄らない

 本当はいけないんだろうけど、昨日のかずねえと駄菓子屋の話がどうしても気になって仕方なかったうちは、

 宮内家を出て家に帰るまでに、神社を覗こうと思った

 別にそれで、どうこうってわけじゃないけど、何もしないよりかは心が落ち着くかなって思って


夏海「ほたるん……!?」


 神社の階段を、転校生が下りてくるまでは、そう思ってた


蛍「あ、夏海先輩」

蛍「おはようございます」

夏海「お、おはよう」

夏海「あー、一人で散歩?」

蛍「えっと」

蛍「お参りしに来たんです」

夏海「一人で?」

蛍「はい」


 うちの中では神社は遊び場であって、お参りする場所じゃない

 でもよく考えると、転校生は別におかしなことはしていない

 でも、でも……よりによって、このタイミングだと

 いろいろ、怖いと思ってしまってる自分がいて


夏海「何をお願いしたのー?」

蛍「え? お願いしたこと人に話すと、叶わなくなるって言いませんか?」

夏海「お、内緒にする気か? この、この」ムギュ

蛍「うわ、な、夏海先輩?」

夏海「お、おー。やっぱりほたるん、大きいなあ(胸が)」

蛍「そんなに大きいつもりは、無いんですけど……」


 しまった、つい姉ちゃんにやるみたいな誤魔化し方をしてしまった


夏海「あー、ほたるん家って行ったことないなあ」

蛍「そう言えば、そうですね」

夏海「ねえ、ほたるん家ってテレビゲームある?」

蛍「えっと、一応PS4とかならありますけど」

夏海「最新じゃん! ねえ、遊び行っていい?」

蛍「あ、いいですよ。今日は午後からおうちでお留守番しないといけなくて、外に遊びに行けなかったので」

蛍「でもPS4ってもう結構古いような……」

夏海「うちの家はファミコンが現役だけど」

蛍「ふぁみこん、ってなんですか?」

夏海「え?」

蛍「え?」



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