93: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2019/10/03(木) 21:39:43.68 ID:wT2tO75h0
真奈美「そうだ。志希君、井村雪菜の実年齢はどれくらいだと思う」
志希「うーん、若いはず。専門学校に通う年齢にすら達してないかも」
真奈美「ここに来る前、海の向こうのことだ。ぬいぐるみの件は、更に前」
泉「数年前だと、私と同じくらいか」
雪乃「もっと幼いかもしれませんわね」
真奈美「もう一つ。私は彼女を日本人だと思ったことがない」
まゆ「どういうこと……でしょう」
真奈美「東洋系ではあったが、日本語は話していない」
志希「なるほど。マナミンの認識からは外れちゃうね〜」
都「のあさんならわかりませんが」
真奈美「そうだな……」
まゆ「でも……何故でしょう」
志希「何故は興味深いけど、もう少し後のお楽しみにしない?」
泉「ううん、手掛かりはあると思う。動機は重要だよ」
都「同感です。理由がなければ、事件を起こす必要もありません」
志希「そっか、探せと言ってるもんね〜。謎解きのヒントもないなら、答えは最初からある」
まゆ「真奈美さんが……関係するところ」
真奈美「海の向こうにいる友人、水木聖來という人物なんだが、連絡を取ってもいいか」
都「はい。解決の手掛かりになるなら」
志希「何を聞くの?ぬいぐるみの話?」
真奈美「いいや。素性のわからない女の話だ、海の向こうでも聞いていた」
まゆ「近づいて……来ました」
泉「確実に」
雪乃「はい」
志希「海外通話代はのあにゃんに請求しよう。エー・エス・エー・ピー」
真奈美「ああ。お願いがある」
都「なんでしょう?」
真奈美「清路市内の地名やビル名を当たりたい」
志希「リストを作れ、ってことだね」
都「わかりました」
まゆ「真奈美さんは……海の向こうの情報を」
真奈美「ああ。手間は取らせない」
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