89: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2019/10/03(木) 21:35:35.83 ID:wT2tO75h0
泉「旅行の写真、ほら古澤頼子も映ってたあれ」
都「希砂二島の写真ですか?」
泉「うん、見間違えだと思ったんだけど……会ったことがあるような気がして」
まゆ「用意しますねぇ……」
真奈美「……」
志希「志希ちゃん、思い出した。派手な化粧な女は、近くにいたかも、いるかも、とか言った!」
まゆ「どうぞ……皆さんが映ってます」
泉「古澤頼子ぐらいの背の人が多いよね」
雪乃「そうですわね」
志希「初めて見た。犯人は?」
都「この方です。西島櫂……仇討ちされてしまいましたが」
志希「背が高いんだ、170越えてるね、共犯で生き残ってるのは?」
都「この方です。沢田麻理菜さん」
まゆ「泉さんが気になっているのは……どなたですか」
泉「この人。私が見た時は髪の色も違ったし、化粧も違ったから別人だと思ったけど……」
都「え?」
まゆ「背丈も、髪の毛も目撃情報と合いますけど……」
雪乃「都さん、先ほどお電話したのでは……」
都「直感ははずれるタイプなのに、こんな時に限って……のあさんが無事のようで良かったです……」
泉「私の気のせい……かな」
志希「いいや、志希ちゃんアイは誤魔化せないよ〜。化粧で骨格までは誤魔化せない!見える印象は違っても、体は同じ。地下道で見たのはこの人、確信アリ」
真奈美「……」
志希「やっぱり、ホンモノは若かった。さすが、志希ちゃん、やるぅ。視力担当に鞍替えしようかな〜」
まゆ「でも……この人は」
都「ええ……同行者を失った、2人も失った被害者です。あの態度が嘘だとしたら……」
まゆ「信じられません……」
泉「信じられないくらい、嘘をつくのが上手な人なの?」
志希「のあにゃんが、警戒しないくらいに」
雪乃「……」
都「完全に蚊帳の外でした、まさか彼女を疑ったりできません」
志希「名前は?知ってるでしょ?」
都「井村雪菜、です。専門学校の生徒だと言っていました……いや、待ってください」
まゆ「何か……」
都「調査が終わった後にいなくなったんです、すぐに。どこかで休んでいると思っていたのですが……」
志希「どっかで、化粧の濃い女、見ちゃった?」
都「はい。船着き場に、いました。同じ人物とはとても……」
真奈美「……」
志希「マナミン、さっきから黙ってるけど、気づいてる?」
真奈美「だからか……海の向こうから、なんて答えたのは」
まゆ「真奈美さん……思い出しましたか」
真奈美「……確証が持てない」
都「私もです。裏を取りましょう」
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