82: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2019/10/03(木) 21:30:06.59 ID:wT2tO75h0
のあ「答えは真奈美が知ってる。本当なら私が聞けばいいだけ」
雪菜「へぇ……」
のあ「問題は、あなたが真奈美に何を覚え出させたいのか」
雪菜「あなたにはわからないことです」
のあ「そう、わからないこと。私にわからないなら、海外にいた時のこと」
雪菜「……」
のあ「木場真奈美は、予定を早めて海外から帰国しているわ。何故か」
雪菜「探偵さん、頭が回るんですねぇ。頼子さんがちょっと興味を持っていたのもわかります。でも」
のあ「あなたが原因かしら」
雪菜「真奈美さん、早く気づかないかなぁ」
のあ「希砂二島の時、あなたは初対面にも拘わらず真奈美さんと呼んでいた」
雪菜「あれ?そうでしたかぁ?」
のあ「しかし、真奈美はあなたに見覚えがない」
雪菜「うふふっ、だからですよ?」
のあ「だから……何かしら」
雪菜「私に気づいてもらわないと」
のあ「……」
雪菜「お話は終わりですかぁ?」
のあ「あなたはこれまでにも幾つかの事件に関わっている」
雪菜「ええ、そうですよ?」
のあ「役割は、死化粧かしら。希砂二島でも藤居朋の遺体に化粧をしていたわ」
雪菜「ええ、私は『化粧師』です」
のあ「西川保奈美に化粧をしたのは」
雪菜「私です」
のあ「当たるものね、確信はなかったけれど」
雪菜「当たり前ですよぉ。古澤頼子はあなたに情報を与えすぎています、何が目的か知りたくもないけど」
のあ「それはあなたも同じこと」
雪菜「そうですかぁ?」
のあ「前言を撤回するわ。逆ね、目的は真奈美が気づくことだから」
雪菜「ええ」
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